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関節痛の検査はどこの病院へ?

肩や膝、肘などをはじめ、体中の至る所にある関節。何かしらの原因で、身体のどこかの関節が痛んだことがあるという人は多いかと思います。一口に関節痛といっても、痛みの原因も、痛みの出方も症状によって様々です。

 

 

 

最近では関節痛に効く市販薬なども多く出ていますが、それを使っても治まらない、市販薬でどうにかなるような痛みではないほどの症状が出る人もいます。今回は関節痛に悩んでいる人のために、関節痛の際に診療すべき病院や、行われる検査内容を紹介していきます。

関節痛でお悩みの方へ

 

関節痛には、実は様々な種類があります。痛みがある部位、どういう状態の時に痛みが出るのかによって、関節痛による病気の種類も変わってきます。加齢によって起こりやすい関節痛によって起こる病気の一部をご紹介します。

変形性関節症

関節痛と聞いて、まず最初に疑うべきなのはこの変形性関節症です。私たちの骨と骨の間、要するに関節の部分には、クッションの役割をしてくれる軟骨が存在します。しかしこの軟骨は、残念ながら老化によってすり減ったり変形したりするもの。

 

 

 

クッションがなくなったことでその部分が炎症し、痛みが出てきます。お年寄りで膝が痛むという人が多いですよね、あの類の関節痛は、十中八九この変形性膝関節症といえます。もちろん膝以外の部分にも起こることもありますが、普段の生活で最も酷使するのが膝だと言われているので、症状が膝に出る人が多いです。

関節リウマチ

変形性関節症と異なり、免疫の働きの異常によって引き起こされる関節痛がこの関節リウマチです。自己免疫疾患でもあり、男性よりも女性に発症する方が多いと言われていますが、その明確な原因はわかっていません。

 

 

 

特徴としては、関節の痛みはもちろんですがそれが全身至る所に出やすいです。手足がこわばるような感じがしたり、痛んだり腫れたりします。なにか動作を起こす時に痛い!となるよりは、慢性的にずっと痛いのが特徴でしょうか。免疫の異常なので、市販薬などが効かないといった特徴もあります。

四十肩、五十肩

別名で肩関節周囲炎という名前もありますが、私たちにとっては四十肩や五十肩といった名称の方が馴染み深いでしょう。実はこの四十肩や五十肩も、関節痛の一つです。

 

 

 

老化によって肩関節周辺の骨や軟骨、人体などに炎症が起き、痛みなどによって関節の動きが悪くなってしまいます。問題なくできていた手を上げたる行為ができにくくなり、かといって動かさなければさらに動きが悪くなっていくという特徴があります。

病院で検査が必要な関節痛とは

 

関節痛と大雑把に言っても、その病状によっては病院で検査をし、専門の治療が必要なものもあります。もちろんどの関節痛においても診療するに越したことはありませんが、市販薬ではどうにもならない関節痛も存在するのです。

関節リウマチ

まず上記で挙げた関節リウマチ。これは免疫異常による関節炎によって引き起こされる関節痛なので、専門医の診察を受けて、きちんと薬や治療を行うようにしましょう。

 

 

 

市販薬で腫れなどが一時的に治まることはあっても、市販薬で免疫異常が治ることはありません。意思の診断の上、投薬などの治療が必要になります。関節リウマチは素人判断で病状がわからない難しい関節痛を伴う病気なので、異常を感じたらすぐに病院を受診しましょう。

激しい痛みや熱、関節痛以外の症状がある場合

関節リウマチもそうですが、病院を受診する関節痛の一つの目安としては、痛みが突発的、一時的なものではなかったり、関節痛以外にも併発してなにか症状があるときと考えていいでしょう。

 

 

 

激しい痛みや熱などの症状がある場合も、病院を受診しましょう。基本的に明らかに痛み方がおかしい、または市販薬を試しても症状が全く好転しないようでしたら、専門医の受診が必要になります。

関節痛の検査はどこの病院でしてもらう?

 

関節痛の検査は、具体的にどこの病院でしてもらうのが良いのでしょう。

基本的には整形外科

関節痛は、基本的には整形外科で診療をしてもらってください。変形性関節症など、加齢による軟骨の擦り減りや炎症によって引き起こされる関節痛は、整形外科で診てもらうことができます。

もしかして関節リウマチかも…?という場合はリウマチ科がある病院を

整形外科の中には、リウマチ科がある病院も多くあります。関節痛は関節痛だけど、もしかすると関節リウマチかもしれないという場合は、リウマチ科のある整形外科を受診しましょう。基本的には整形外科の看板を掲げており、その中にリウマチ科がある形になるので、整形外科を探す時にリウマチ科があるかを注意して病院を選ぶといいです。

よくわからない場合は大きい病院へ

ただの関節痛じゃない気がするけど、リウマチなのかもいまいち判断がつきかねる場合、色々な科が併設されている大きめの病院に診療をお願いしてもいいかもしれません。

 

 

 

診療までに時間はかかるかもしれませんが、自分のところでは手に負えないと判断された場合、同じ病院内の別の科をすぐに紹介してもらうことができます。もちろん一先ず近所の整形外科を受診してもいいですが、その場合後日、別の病院で診療をしてもらうよう言われるなど二度手間になる可能性も高いです。

関節痛の検査内容

 

関節痛で病院を診療した際、どのような検査をされるのかいまいち想像できないですよね。痛む部分をぐりぐり動かされるのか、それとも問診だけなのか…不安で診療に踏み出せないという人も多いでしょう。ここでは関節痛で病院を訪れた際に、どのような検査をされるのかを紹介します。

X線検査

いわゆるレントゲンですね。レントゲンを撮ると骨の形がわかることはもちろん、関節部分の骨と骨の間が狭くなっているといったこともわかります。変形性関節症などはレントゲンを撮ると比較的簡単に発覚する場合が多いので、関節痛で検査をする際はまずX線検査は行われるものと考えていいでしょう。

 

 

 

また単純X線検査で症状がわからない場合や、重症度が高い変形性股関節症などの場合、X線CT検査へ移行する可能性もあります。

血液検査

関節痛は、血液検査を行うこともあります。これは関節リウマチなどが疑われる場合などに、されることが多い検査ですね。

 

 

 

関節内に炎症があると、赤血球が沈む速度が速くなったり、特殊なたんぱくが現れるなどといった現象が起こります。関節痛と血液検査はいまいち結びつかないかもしれませんが、関節リウマチをはじめ、免疫などに異常があって関節痛が引き起こされていると判断された場合は、血液検査を行うこともあります。

関節鏡検査

少し大掛かりな検査になる例としては、関節鏡検査があります。関節の中を内視鏡で直接見ることで、病状を詳しく調べる検査です。部位を問わず検査することが可能であり、場合によってはそのまま手術へ移行することもあるそうです。

関節の中を直接見るということで、部分的にですが身体を切る必要があります。局所麻酔などが必要となるため、他の検査に比べるとやや大掛かりな感じになるでしょうか。ただ基本的には、検査後即日帰宅が可能です。

 

まとめ

 

 

 

関節痛の原因や、診療すべき病院、行われる検査などをまとめて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。一口に関節痛と言っても、骨や軟骨の老化現象というだけでなく、様々な要因が絡み合って引き起こされるものも多いことがわかっていただけたかと思います。

 

 

 

今はたくさん市販薬も販売されており、病院を診療せずにそちらで済ませてしまおうと考える人も多いかもしれません。しかし関節痛は色々な要因で起こる病気なので、自己判断せずに病院で診療を受けることをおすすめします。